関西花の寺二十五ヵ所
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第11番 永澤寺 6/3開花情報

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花の種類 ハナショウブなど
開花状況 咲き始め


お問い合わせも多くなってきましたが、標高550mの当地では花しょうぶの見頃はもう少し先になります。
3日現在、門前の花しょうぶ園の様子です。6月8日より本格的に開園の予定です。
寺の境内ではスイレンが咲き始めました。


「年間開花スケジュール」はこちら

■お問い合わせ/永澤寺

2013年6月3日 |カテゴリー: 過去の開花情報 | タグ:
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第16番 浄瑠璃寺

浄瑠璃寺

浄土を現世に作り上げた曼荼羅境

 浄瑠璃寺は、当尾の山里でひっそりと千年の歴史を刻む。小さな山門がある北側だけが開かれ、東から南、西の三方は深々とした山に囲まれている。

浄瑠璃寺 山門をくぐると、宝池を中心に西側に九体阿弥陀堂(国宝)、東側に三重塔(国宝)を配した浄瑠璃寺庭園(特別名勝及史跡)が広がる。気負いもなく、山の自然を生かした悠然たる雰囲気だ。
 しかし、いったん九体阿弥陀堂に入ると、その圧倒的な迫力に引き込まれ、息をもつけない。丈六像(224cm)の中尊と半丈六像(139~145cm)の8体の阿弥陀如来像(国宝)が金色を放って一列に並んでいるのだ。阿弥陀如来は未熟な私たちを理想の未来へ迎えてくれる仏様。祈らずにはいられない存在感がある。また五穀豊穣、天下泰平を授けるたおやかな吉祥天女像(重文・開扉日限定)なども祀られている。

浄瑠璃寺 池をはさんで東側には薬師如来(重文・開扉日限定)を安置する三重塔(国宝)が立つ。薬師如来は東方浄瑠璃世界の教主で、現実の苦悩を救ってくれる仏様。この寺ではまず薬師如来を拝み、振り返って彼岸の九体阿弥陀仏を拝むのが本来の礼拝の形である。阿弥陀仏は西方未来の理想郷である極楽浄土へ迎えてくれる。
 浄瑠璃寺の庭は鑑賞ではなく、深く篤い祈りの庭。煩悩の河を越え、阿弥陀仏に迎えられて西方浄土に至ることが感じられる仏の庭だ。

控えめなアセビが浄瑠璃寺によく似合う

浄瑠璃寺 春の参道はうららかな花景色。3mは優に超しそうなほど背が高いアセビ(アシビ)が、スズランに似た小さな花をこぼれんばかりに咲かせている。もともと山のアセビで、昔はもっと茂っていたという。参道には大株が15本ぐらい続いている。

 「色も姿も控えめで、この寺に合っていると思います」と佐伯副住職。確かに濃緑の葉とクリーム色の花の落着いた景色だ。アセビより、さらに上を見上げれば、ハクモクレンやモモ、サクラが狭い参道の頭上に花枝を伸ばしている。

季節ごとの山野草を見つける楽しみ

 春のサンシュユやシャクナゲ。初夏のガクアジサイ、キハナショウブ、カキツバタ。夏のフヨウ、サルスベリ。秋の紅葉……。他にも野のキキョウやカワラナデシコなど季節ごとの山野草を見つける楽しみが尽きない。野山から姿を消した野生種も、浄瑠璃寺では最少限の手入れにより守られている。どこまでも自然に寄り添っているところが名刹・古刹の名にふさわしい。

ギャラリー

第16番 小田原山 浄瑠璃寺(じょうるりじ)

住  所
電  話
U R L
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通



隣接霊場

京都府木津川市加茂町西小札場40
0774-76-2390
http://homepage2.nifty.com/ashibinomise/joururizi.htm
真言律宗
九体阿弥陀如来(根本本尊薬師如来)
9~17時(12~2月は10~16時)
300円(本堂内)
電車=JR関西本線(大和路線)加茂駅からバス22分
   またはJR・近鉄奈良駅からバス30分浄瑠璃寺前下車徒歩3分
車=京奈和道木津ICから加茂方面へ約8㎞。
  または西名阪道天理ICまたは郡山ICから北へ約20㎞、P50台(民間駐車場)
車で岩船寺6分、般若寺20分、白毫寺30分


花ごよみ

アヤメ・カキツバタ
ハナショウブ
キキョウ
サルスベリ
ハギ
紅葉
センリョウ・ナンテン
スイセン
コウバイ
アセビ
ツバキ
サンシュユ

5月上旬~
6月上旬
7月上旬~
8月上旬~
8月上旬
11月中旬~
12月上旬~
1月上旬~
2月上旬~
2月下旬~3月下旬
3月上旬~
3月下旬


主な行事

御影供
施餓鬼会
除夜の鐘
吉祥天女像開扉
薬師如来開扉

4月18日
8月20日
12月31日
1月1~15日、3月21日~5月20日、10月1日~11月30日
毎月8日、正月三日、春分・秋分の日(好天に限る)


周辺の見所

    当尾石仏巡り=岩船寺と結ぶ2㎞、1時間弱の散策コースが中心になっていて、大小多数の野仏が点在している。ミロクの辻の弥勒菩薩立像、三体地蔵、不動明王磨崖仏、笑い仏、うもれ地蔵、唐臼の壺、阿弥陀坐像、地蔵菩 薩、愛宕灯籠、藪の中三尊…主なものだけでも、数えあげるときりがないほど。
    丁石 浄瑠璃寺の参道入口から、加茂の里に向かう道沿いには、丁石と呼ばれる笠塔婆が、現在でも4本残っている。
    吉祥庵 浄瑠璃寺近くのそば屋。陶芸品が飾られて、つい腰を落ち着けてしまうほど居心地がいい。せいろそば800円。11時~(そばがなくなり次第閉店)、水曜休 電話0774-76-4007
    あ志び乃店 浄瑠璃寺門前の食事処。山の幸をふんだんに使った素朴な味わい。とろろ定食、山菜定食各1,000円。9時30分~17時(12〜2月は10〜16時)、不定休 電話0774-76-2791
    わかさぎ温泉 笠置いこいの館 笠置山西側に湧く温泉は、バリアフリーに気を使った温泉施設で、特に高血圧によいとされている。車で30分。10~21時、800円、第1・3水曜休(祝日の場合は営業) 電話0743-95-2892

浄瑠璃寺周辺マップ



第13番 法金剛院

法金剛院

極楽浄土を具現した「ハスの寺」

 仏像の台座の蓮華模様といい、ハスの花を持つ観音様といい、ハスは仏教との関わりが深い。泥の中から咲くものの、泥に染まらない美しさとりりしさが、仏様の御心にたとえられ、極楽浄土に咲く花といわれる。

法金剛院 JR花園駅前の法金剛院は名高きハスの名所である。特別名勝の回廊式庭園は、7月上旬から8月初旬にかけて約90品種ものハスが次々と咲き揃う。ハスの花は開花初日、夜明けから10時頃まで猪口(ちょこ)のように咲き、2日目には椀のように11時頃まで咲く。3、4日目は昼過ぎから夕方頃まで咲き、そして散ってしまう。法金剛院では花の見頃、早朝から開門して観蓮客を喜ばせている。

 この寺の起こりは平安時代の初めに右大臣清原夏野(なつの)が山荘を寺に改めたこと。その後、大治5年(1130)に鳥羽天皇の中宮待賢門院(たいけんもんいん)が都の西方に極楽浄土を求めて壮麗な伽藍を建立し、法金剛院と号した。

 ハスの花が咲き競う夏、法金剛院の庭園は、まさに極楽浄土がこの世に現出したかのように穏やかで美しい超俗の世界となる。

待賢門院ゆかりの桜が優雅に咲く

法金剛院 法金剛院の4月は、ソメイヨシノやシダレ桜が咲き乱れ、境内のいたる所が桜花で霞む。特に待賢門院ゆかりの待賢門院桜はひときわ艶やかで、平安絵巻を思わせる。この桜は紫がかった濃い紅色のベニシダレ。こぼれんばかりの花枝がしだれ、春風にそよぐ様は、待賢門院に重なる。

 待賢門院璋子(しょうし)は崇徳天皇と後白河天皇の生母でもあり、当時は全盛を誇っていた。法金剛院には美貌の待賢門院と風雅な庭園にひかれて多くの歌人が集い、文化サロンのような様相を呈していたという。
 桜が舞い、無数の落椿が趣を誘う仲春、法金剛院には平安時代と同じ優雅な時間が流れる。

回廊式庭園でゆったりと花めぐり

法金剛院 極楽浄土の庭は、いつ訪れても花色が絶えない。香り高い菩提樹、沙羅の木と呼ばれるナツツバキ、そしてハナショウブやアジサイが夏の訪れを告げる。

 秋が深まると、下から7花、5花、3花と3段に咲かせる嵯峨菊や紅葉が見頃を迎え、冬はセンリョウやマンリョウが静寂な庭に明かりを灯すように赤い実をのぞかせる。

ギャラリー

第十三番 五位山 法金剛院(ほうこんごういん)

住  所
電  話
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通


隣接霊場

京都市右京区扇野町49
075-461-9428
律宗
阿弥陀如来
9~16時(ハスの花期は7時~)
500円
電車=JR嵯峨野線花園駅から徒歩3分。
   または京都市営地下鉄烏丸線丸太町駅から市バス93系統で15分、花園扇野町下車すぐ
車=名神高速道京都南I月下旬から国道1号、西大路通を北上し、丸太町通を西進、約10㎞、P25台
車で久安寺60分、興聖寺110分


花ごよみ

シダレザクラ
アジサイ・ハナショウブ・ボダイジュ・サラ
ハス
紅葉
マンリョウ

4月上旬~
6月上旬~
7月上旬~8月中旬
11月下旬~
12月上旬~


主な行事

修正会
涅槃会
春の彼岸会
観蓮会
本尊供養

1月1~3日
3月15日
3月21日
7月上旬~8月上旬
毎月15日


周辺の見所

    二条城 元は徳川家康の居城として造営され、265年後、ここ で大政奉還がなされた。徳川幕府の栄枯盛衰を伝える。絢爛豪華な桃山の美に彩られた二の丸御殿は、典型的な書院造で国宝。世界遺産にも登録されている。車で20分。8時45分~16時、600円、1・7・8・12月の火曜休 電話075-841-0096
    嵐山 吉野の嵐山の桜を移したことからこの名がついた。古くからの景勝地として知られ、平安貴族の舟遊びの場でもあった。国の史跡・名勝。車で20分。
    北野天満宮 九州の太宰府に流された菅原道真の霊を祀る。いつしか学問の神様として崇められるようになった。梅の名所。毎月25日には縁日がたつ。車で10分。 電話075-461-0005
    西源院 龍安寺の中にあり、食事ができる。禅宗の精進料理の献立から考案された七草湯豆腐(1500円)は、7種の野菜が入った、滋味ある湯豆腐。精進料理(3300円)。車で10分。10~17時、無休 電話075-462-4742

法金剛院周辺マップ

2012年9月23日 |カテゴリー: | タグ: , , , , , ,
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第11番 永澤寺

永澤寺

300万本ものハナショウブが華麗に咲く

 永澤寺は、摂津と丹波を結ぶ道をぐんぐんと上った標高約550mの山あいにある。応安年間(1370年頃)に後円融天皇の勅命により、通幻禅師が開山した禅寺で、江戸時代には徳川家から10万石を与えられた名刹である。 永澤寺は、摂津と丹波を結ぶ道をぐんぐんと上った標高約550mの山あいにある。この寺の門前には1万坪という広大なスケールの花の園があり、春から夏にかけては、まさに艶やかな花絵巻が繰り広げられる。永澤寺と地域住民が共に守り育てた「永沢寺(えいたくじ)花しょうぶ園」である。

永澤寺 3月下旬から4月中旬は、園内最奥の山際に約2000株のミズバショウが咲く。雪解けの清流の中で、春の到来を喜んでいるような可憐な花姿だ。その頃、入口近くには大輪の鉢植えのツバキも約100鉢展示されている。

 4月下旬から5月中旬は約2,500株のボタンが咲き誇る。冷涼なこの地はボタン栽培に適しているというだけあって、薄い花びらを何枚も重ねた豊麗な花々は見る者を魅了する。「永沢寺花しょうぶ園」の隣の「花のじゅうたん」に足をのばせば、ピンクや白のシバザクラで埋め尽くされ、名実共に花の絨毯。
 この花の園のメーンであるハナショウブは6月上旬から7月上旬である。群落の美を楽しむ江戸系、豪華で雄大な肥後系、淡色が多い伊勢系、背丈が高い欧米系など約650種・300万本の花が次々と咲き、周囲の山の緑と美しいコントラストを見せている。振り返れば花群れの先に永澤寺の堂々たる甍……まさに一帯は紫や薄紫の花曼荼羅。

大本山總持寺直末の格式を誇る禅寺

永澤寺 永澤寺は曹洞宗大本山總持寺の直末である。茅葺の勅使門、日本初といわれる二対四躰からなる仁王門、安永7年(1778)再建の本堂などに、寺暦600年余りの格式が表われている。妙高閣には身丈4.2m、総高9.2mの大観世音菩薩や、仏教の源流をたどるガンダーラ仏像十数点が祀られている。

厳かな境内を和らげる季節の花々

永澤寺 門前の花園のようにスケールは大きくないが、永澤寺の境内にも多種類の花が咲く。

 4月は桜やシダレ桜、ツバキ、スイセン。5月はミヤマオダマキ、スズラン、ムスカリ。6月はスイレン、セッコク。7月はアジサイ、菩提樹、沙羅。9月はハギ、ヒガンバナなど。手入れが行き届いた季節の花々が、荘厳な境内に彩りと和らぎを添えている。

ギャラリー

第11番青 原山 永澤寺(ようたくじ)

住  所
電  話
U R L
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通


隣接霊場

兵庫県三田市永沢寺210
079-566-0401
http://www.youtakuji.net/
曹洞宗
釈迦三尊
8~17時
大観音堂・ガンダーラ彫刻300円、花しょうぶ園800円、花のじゅうたん600円
電車=JR福知山線三田駅からバス40分永沢寺下車すぐ
車=舞鶴若狭道丹南篠山口ICから南へ約13㎞。
  または中国道神戸三田ICから北へ約18㎞、P50台
車で摩耶山天上寺60分、久安寺100分


花ごよみ

シバザクラ
ボタン・ツツジ
ハナショウブ
ミズバショウ

4月上旬〜
5月上旬〜
6月上旬〜7月上旬
3月下旬〜4月上旬


主な行事

秋葉大祭
花まつり
開祖忌法要
納め観音祭

3月28日
5月1〜8日
5月8日
12月18日


周辺の見所

    永沢寺そば道場 名物のそば打ち体験は、少人数制なので、初心者から愛好者まで楽しめる。1テーブル4人8000円、要予約、10〜15時、土・日曜・祝日のみ営業 電話079-566-0053
    食事処水無月亭(花しょうぶ園内) 三田産そば粉の打ち立てそばが味わえる。大たぬきそば800円。10〜16時、水曜休。
    花山院菩提寺 花山法皇が観音霊場再興の旅の途中 に魅せられた場所で、法皇は後、この地で庵を結び、没している。西国33所巡礼の番外札所。参道途中に残る「琴弾坂」は、法皇を慕い都からきた女官たちが 女人禁制に阻まれ、尼となって、法皇へ届くように琴を爪弾いた逸話から。車で25分。
    三田温泉 熊野の郷 有馬富士を望む本格ワンデイスパリゾート。和風・バリ風の露天風呂、ストーンスパ、レストランやカフェも完備。車で30分。10〜24時(日曜・祝日は7時30分〜)、850円〜、無休 電話079-561-1268

永澤寺周辺マップ

2012年9月23日 |カテゴリー: | タグ: , , , ,
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