関西花の寺二十五ヵ所
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第11番 永澤寺 9/19開花情報

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花の種類 ハギ・コルチカム
開花状況 咲き始め

秋の花が咲き始めました。
萩は大雨の影響か、まばらに咲いています。
コルチカムが咲き始め、お彼岸ぐらいに見頃になると思います。

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■お問い合わせ/永澤寺

2014年9月19日 |カテゴリー: 過去の開花情報 | タグ: ,
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第18番 白毫寺 9/20開花情報

花の種類 ハギ
開花状況 咲き始め

参道のハギが咲き始めました。例年に比べ咲き方がゆっくりです。
紅色のハギが特に遅いようです。


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■お問い合わせ/白毫寺

2013年9月20日 |カテゴリー: 過去の開花情報 | タグ:
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第18番 白毫寺 9/13開花情報

花の種類 ハギ
開花状況 咲き始め

お堂周りのハギが一部咲き始めました。株により、咲く時期に差があります。
石段のハギは今のところまだほとんどつぼみです。
例年どおり、お彼岸ごろが見頃かと予想しております。


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■お問い合わせ/白毫寺

2013年9月13日 |カテゴリー: 過去の開花情報 | タグ:
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第11番 永澤寺 9/10開花情報

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花の種類 ハギ
開花状況 咲き始め

猛暑も豪雨も落ち着いたようで
だんだんと季節も秋の様子です。
境内の萩が咲き始めました。

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■お問い合わせ/永澤寺

2013年9月10日 |カテゴリー: 過去の開花情報 | タグ:
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第18番 白毫寺

白毫寺

春の五色椿と秋のハギで名高い「花の寺」

白毫寺 白毫寺は若草山、春日山に続いて南に連なる高円山(たかまどやま)のふもとにある。100段余りの古びた石段を上り詰めると、眼下には奈良の町が、正面手前には矢田丘陵、その奥に二上山、信貴山、生駒山などの山並みが見渡せる。

 この眺望と共に寺の名を高めているのが、春の五色椿と秋のハギだ。

 五色椿は3月下旬から赤や白、ピンク、紅白の絞りなど、大輪の花を一本の木に咲かせる。樹齢400年を超し、東大寺の「糊こぼし」、伝香寺の「散り椿」と並んで大和の三名椿と呼ばれている。この名椿が一層冴えるのは、ぽとり、ぽとりと苔の上に落ちる頃。色とりどりの落椿が緑色に映え、しかも美しい花姿を間近にできるからである。

白毫寺 境内には「あけぼの」「八重白椿」といったツバキを始め、無数のヤブツバキも静かに春を彩っている。

 「高円の野辺の秋萩いたづらに 咲きか散るらむ見る人なしに」

 万葉の時代から高円山一帯はハギの花で知られ、万葉集に数多く収められている。9月の彼岸ごろ、土塀と石段に沿ってハギの花枝が延々としだれ咲く様は、万葉人ならずとも心動かされる。また、秋の長雨に打たれ、ほろほろと小花が散る、その風情もまたいい。白毫寺では冬季になるとハギの茎を刈り、それを軸にした毛筆を作る。その銘は「萩のしずく」。なんとも風雅な趣向だ。

山の自然と花木、山野草の競演が楽しみ

 自然豊かな白毫寺は、新緑に萌える季節も、燃え立つ錦秋も、それぞれに素晴らしい。また、春の五色椿が終わり、秋のハギを待つ間も花の姿が絶えることはない。

 大木のハクモクレンがふくよかに咲き、初夏になればサラサウツギやアジサイ、ササユリ、ホタルブクロなどの出番だ。夏はキキョウが楚々と咲き、サルスベリが空を覆う。植物名を記した札がそれぞれに付けられているのが好ましい。

閻魔王をまつる寺

白毫寺 天智天皇の第七皇子・志貴皇子の山荘跡に空海の師・勤操大徳(ごんぞうたいとく)が開いたとも、天智天皇勅願寺とも伝えられる。鎌倉時代、大宗一切経の摺本が伝わって以後は、一切経寺とも呼ばれた。現在、宝蔵に安置する本尊の阿弥陀如来坐像や閻魔王坐像などは国の重要文化財に指定されている。

ギャラリー

第18番高円山 白毫寺(びゃくごうじ)

住  所
電  話
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通


隣接霊場

奈良市白毫寺町392
0742-26-3392
真言律宗
阿弥陀如来
9~17時
400円
電車=JR関西本線(大和路線)奈良駅からバス10分高畑町下車徒歩20分。
   あるいは白毫寺下車徒歩10分(便数が少ないので要注意)
車=西名阪道天理ICから北へ約6km、Pなし。(民間駐車場あり、有料)
車で般若寺20分、浄瑠璃寺30分、長岳寺40分


花ごよみ

五色椿
モクレン
ササユリ
アジサイ
キキョウ
ハギ
カンザクラ(子福桜)
紅葉

3月下旬~4月中旬
3月下旬~
5月下旬~6月中旬
6月中旬~下旬
7月上旬~9月下旬
9月中旬~下旬
10月下旬~12月上旬、3月中旬~下旬
11月下旬~12月上旬


主な行事

えんまもうで
一切経会式
志貴親王御忌

1月16日
4月8日
敬老の日


周辺の見所

    志賀直哉旧居 若草山を望む書斎で『暗夜行路』の後半が執筆された。徒歩20分。9時30分〜17時30分(12〜2月は〜16時30分)、350円 電話0742-26-6490
    春日大社神苑 万葉集に詠まれた植物約270種が植えられ、各々にその名と万葉の歌が記されている。徒歩20分、9~16時30分(12〜2月は〜16時)、無休(12〜2月は月曜休)、500円
    奈良公園 広大な園内に鹿が戯れ、松や桜、アセビやサルスベリなどが、四季折々の彩りを見せる。東大寺や興福寺、春日大社、若草山をも含んでいる。徒歩25分
    天平の湯 奈良ロイヤルホテル ホテルの地下より湧き出す天然温泉。サウナやジェットバスでリフレッシュできる。ボディーケアサービスも充実。車で15分。12~24時、1,725円、無休 電話0742-34-4310

白毫寺周辺マップ

2012年9月23日 |カテゴリー: | タグ: , , , , , , ,
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第16番 浄瑠璃寺

浄瑠璃寺

浄土を現世に作り上げた曼荼羅境

 浄瑠璃寺は、当尾の山里でひっそりと千年の歴史を刻む。小さな山門がある北側だけが開かれ、東から南、西の三方は深々とした山に囲まれている。

浄瑠璃寺 山門をくぐると、宝池を中心に西側に九体阿弥陀堂(国宝)、東側に三重塔(国宝)を配した浄瑠璃寺庭園(特別名勝及史跡)が広がる。気負いもなく、山の自然を生かした悠然たる雰囲気だ。
 しかし、いったん九体阿弥陀堂に入ると、その圧倒的な迫力に引き込まれ、息をもつけない。丈六像(224cm)の中尊と半丈六像(139~145cm)の8体の阿弥陀如来像(国宝)が金色を放って一列に並んでいるのだ。阿弥陀如来は未熟な私たちを理想の未来へ迎えてくれる仏様。祈らずにはいられない存在感がある。また五穀豊穣、天下泰平を授けるたおやかな吉祥天女像(重文・開扉日限定)なども祀られている。

浄瑠璃寺 池をはさんで東側には薬師如来(重文・開扉日限定)を安置する三重塔(国宝)が立つ。薬師如来は東方浄瑠璃世界の教主で、現実の苦悩を救ってくれる仏様。この寺ではまず薬師如来を拝み、振り返って彼岸の九体阿弥陀仏を拝むのが本来の礼拝の形である。阿弥陀仏は西方未来の理想郷である極楽浄土へ迎えてくれる。
 浄瑠璃寺の庭は鑑賞ではなく、深く篤い祈りの庭。煩悩の河を越え、阿弥陀仏に迎えられて西方浄土に至ることが感じられる仏の庭だ。

控えめなアセビが浄瑠璃寺によく似合う

浄瑠璃寺 春の参道はうららかな花景色。3mは優に超しそうなほど背が高いアセビ(アシビ)が、スズランに似た小さな花をこぼれんばかりに咲かせている。もともと山のアセビで、昔はもっと茂っていたという。参道には大株が15本ぐらい続いている。

 「色も姿も控えめで、この寺に合っていると思います」と佐伯副住職。確かに濃緑の葉とクリーム色の花の落着いた景色だ。アセビより、さらに上を見上げれば、ハクモクレンやモモ、サクラが狭い参道の頭上に花枝を伸ばしている。

季節ごとの山野草を見つける楽しみ

 春のサンシュユやシャクナゲ。初夏のガクアジサイ、キハナショウブ、カキツバタ。夏のフヨウ、サルスベリ。秋の紅葉……。他にも野のキキョウやカワラナデシコなど季節ごとの山野草を見つける楽しみが尽きない。野山から姿を消した野生種も、浄瑠璃寺では最少限の手入れにより守られている。どこまでも自然に寄り添っているところが名刹・古刹の名にふさわしい。

ギャラリー

第16番 小田原山 浄瑠璃寺(じょうるりじ)

住  所
電  話
U R L
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通



隣接霊場

京都府木津川市加茂町西小札場40
0774-76-2390
http://homepage2.nifty.com/ashibinomise/joururizi.htm
真言律宗
九体阿弥陀如来(根本本尊薬師如来)
9~17時(12~2月は10~16時)
300円(本堂内)
電車=JR関西本線(大和路線)加茂駅からバス22分
   またはJR・近鉄奈良駅からバス30分浄瑠璃寺前下車徒歩3分
車=京奈和道木津ICから加茂方面へ約8㎞。
  または西名阪道天理ICまたは郡山ICから北へ約20㎞、P50台(民間駐車場)
車で岩船寺6分、般若寺20分、白毫寺30分


花ごよみ

アヤメ・カキツバタ
ハナショウブ
キキョウ
サルスベリ
ハギ
紅葉
センリョウ・ナンテン
スイセン
コウバイ
アセビ
ツバキ
サンシュユ

5月上旬~
6月上旬
7月上旬~
8月上旬~
8月上旬
11月中旬~
12月上旬~
1月上旬~
2月上旬~
2月下旬~3月下旬
3月上旬~
3月下旬


主な行事

御影供
施餓鬼会
除夜の鐘
吉祥天女像開扉
薬師如来開扉

4月18日
8月20日
12月31日
1月1~15日、3月21日~5月20日、10月1日~11月30日
毎月8日、正月三日、春分・秋分の日(好天に限る)


周辺の見所

    当尾石仏巡り=岩船寺と結ぶ2㎞、1時間弱の散策コースが中心になっていて、大小多数の野仏が点在している。ミロクの辻の弥勒菩薩立像、三体地蔵、不動明王磨崖仏、笑い仏、うもれ地蔵、唐臼の壺、阿弥陀坐像、地蔵菩 薩、愛宕灯籠、藪の中三尊…主なものだけでも、数えあげるときりがないほど。
    丁石 浄瑠璃寺の参道入口から、加茂の里に向かう道沿いには、丁石と呼ばれる笠塔婆が、現在でも4本残っている。
    吉祥庵 浄瑠璃寺近くのそば屋。陶芸品が飾られて、つい腰を落ち着けてしまうほど居心地がいい。せいろそば800円。11時~(そばがなくなり次第閉店)、水曜休 電話0774-76-4007
    あ志び乃店 浄瑠璃寺門前の食事処。山の幸をふんだんに使った素朴な味わい。とろろ定食、山菜定食各1,000円。9時30分~17時(12〜2月は10〜16時)、不定休 電話0774-76-2791
    わかさぎ温泉 笠置いこいの館 笠置山西側に湧く温泉は、バリアフリーに気を使った温泉施設で、特に高血圧によいとされている。車で30分。10~21時、800円、第1・3水曜休(祝日の場合は営業) 電話0743-95-2892

浄瑠璃寺周辺マップ



第7番 如意寺

如意寺

ミツバツツジの花越しに青い内湾を望む

 丹後半島の西の付け根に位置し、複雑に入り組んだ久美浜湾は、まるで湖のように穏やかだ。如意寺の山門は、その静かな波打ち際に近く、境内は樹影濃い谷あいまで続いている。山あいや山里の寺が多い関西花の寺二十五ヶ所のなかで、如意寺だけが海沿いの寺である。

如意寺 この寺が一年で最も華やぐのが、ミツバツツジの見頃の4月上旬から中旬。山の斜面はミツバツツジの花群れで埋め尽くされ、一帯は赤紫色に染まる。約10分の山道、「回遊散策道」は花のトンネルと化し、花枝越しには不動堂、その先に真っ青な海、さらに夏の大文字焼で知られる兜山が見渡せる。まさに花浄土だ。

 葉より先に花開くミツバツツジの花色はひときわ鮮やかで、まばゆいばかりだ。「自生林なので数えたことはありませんが、1万株以上あるでしょうね」と友松祐也住職。

 ミツバツツジの根元あたりに目を凝らせばスミレや白、薄紫のイカリソウがそこかしこに咲いている。

境内を彩る花々は山野草を含めて約300種

如意寺 ミツバツツジの開花期、桜やボケ、シャクナゲ、モクレンも見頃を迎え、その後は沙羅、ヤマボウシ、アジサイなどが咲き継ぐ。
秋になればハギ、さらに晩秋は錦の紅葉に彩られる。また本堂の奥の「木洩れ日の小径」(山野草の庭)も見逃せない。
 木道の両側に、多数の山野草が四季折々に花を咲かせる。ミツバツツジの頃ならばミヤマキケマン、イチリンソウ、ニリンソウ、ショウジョウバカマなどが咲き揃う。初夏も秋も多くの山野草が次々と愛らしい花を咲かせる。すべての山野草に名札を立て、清らかに、控えめに咲く花々を大切に守り続けている住職の姿が可憐な花姿に重なり合う。

信仰を集める「日切のお不動さん」

如意寺 如意寺は奈良時代の名僧行基によって開かれた。本尊の十一面観世音菩薩は、行基作と伝えられる秘仏で、眼守護に霊験があるという。本尊会である「千日会」(せんにちえ)は毎年8月9日に一日お参りすれば千日の御利益があるという夏祭り。対岸の兜山の大文字に火が灯され、久美浜湾の灯篭流しや花火大会が行われる。幽玄の夏の一夜である。

 また、弘法大師爪彫と伝えられる日切(ひぎり)不動尊は、日を切って願をかけると必ず叶うといわれ、厄除をはじめ、諸祈願の寺として有名。不動堂は和、唐、天竺の三様式を融合した日本唯一の珍しい重層宝形造(ほうぎょうづくり)。昭和58年に名工中村淳治棟梁(昭和25年より始まった金閣寺再建の初期棟梁)の手により建立された。

ギャラリー

第7番 宝珠山 如意寺(にょいじ)

住  所
電  話
U R L
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通


隣接霊場

京都府京丹後市久美浜町1845
0772-82-0163
http://www.nyoiji.com/
高野山真言宗
十一面観世音菩薩
8~17時
200円(志納)
電車=北近畿タンゴ鉄道宮津線久美浜駅下車徒歩15分。またはタクシー3分
車=京都縦貫自動車道与謝・天橋立ICから西へ約35㎞。
  または北近畿豊岡自動車道八鹿氷ノ山ICより35㎞、P100台
車で隆国寺30分、高照寺45分、金剛院80分


花ごよみ

山野草多数
サクラ・ミツバツツジ・シャクナゲ・モクレン・ハナイカダ
ヒラドツツジ
サラ・ヤマボウシ・ヤマアジサイ
アジサイ
サルスベリ
ハギ
紅葉
サザンカ
ウメ
ツバキ・コブシ・マンサク・スイセン

3月下旬~11月下旬
4月上旬~
4月下旬~
5月下旬~
6月下旬~
8月上旬~下旬
9月上旬~下旬
11月上旬~
11月下旬~1月下旬
2月上旬~
3月上旬~


主な行事

初詣(新春護摩祈願、授与品販売、甘酒接待)
星祭厄除祈祷会(諸祈願、甘酒接待)
日切不動尊大祭(柴燈大護摩、花説法)
千日会(本尊会で、花火・灯籠流し・大文字焼きなど町をあげての夏祭)

1月1~3日
節分
4月1日
8月9日


周辺の見所

    豪商稲葉本家 江戸時代からの豪商の屋敷を修理して公開。明治 23年完成の母屋の吹き抜けは圧巻。手作りのぼた餅(6個入700円)が有名。離れの吟松舎が、喫茶・お食事処になっていて、予約無しで昼食可能。車で2分。9~16時、水曜休、無料 電話0772-82-2356
    宗雲寺:臨済宗の古刹、紅葉の名所。車で3分。
    小天橋 久美浜湾の入り口から6㎞にわたる白砂青松の美しい海岸で海水浴場として有名。牡蠣・カニをはじめとする日本海の海の幸を味わえる民宿街あり。温泉も充実。車で8分。小天橋観光協会 電話0772-83-0149
    神谷神社 古代に神を祀った巨岩「磐座」は必見。
    かぶと山公園 麓にキャンプ場があり、山頂(192m)までは遊歩道(徒歩30分)がある。小天橋を一望できる天下の絶景。車で10分。
    レセプション・ガーデン キャンプ場近くのイタリアン・レストラン。絶景でホテルも併設。12〜18時、木曜休 電話0772-83-1284

如意寺周辺マップ



第5番 高照寺

300本のモクレンが咲き継ぐ「もくれん寺」

高照寺 「あそこには何があるの? 白やピンクの花がいっぱい……」

 4月から5月にかけて八鹿町の国道9号線を車で走っていると、北側の山腹に花で霞んでいる一帯がある。誰の目をも引くほど美しく、圧倒的な数の花群れである。
そこが、通称「もくれん寺」の高照寺だ。坂になった参道から境内まで、モクレンがいたるところに植えられ、総数は約300本。これらが4月上旬から1ヵ月間にわたって次々と香り高く咲く。

 壮麗な花絵巻の始まりは、真っ白な花を青空に際立たせるハクモクレンから。白い花びらが散る頃には桃色のモクレンがほころび始め、さらに赤色モクレン、錦モクレンが蕾をふくらませて待っている。下旬になると紫色のシモクレンの出番となり、下旬から5月初旬に咲く珍しい黄モクレンがフィナーレを飾る。

 モクレンはもともと中国原産の花木。姿は浄土の花のハスに似ている。極楽浄土を願ったのか、本堂前のモクレンの枝には、おみくじが無数に結わえ付けられている。

9月は白いハギがしだれ咲く「萩寺」に

高照寺 3月はアセビ、4月はモクレンやスイセン、ハナモモ、ヤマブキ、6月はショウブなど高照寺は花が絶えない。

 さらに9月を待ちわびる人も多い。モクレンの季節には枝を刈り取っているので気付かないが、参道を覆うばかりに紅や白のハギがしだれるのである。特に白ハギが多く、7割を占めている。初秋の風に吹かれれば頼りなげに揺れ、雨に打たれれば小さな花びらがこぼれ散る。そんな風情と白萩祭を楽しみに大勢の参拝客がやってくる。当日は密祐快住職の愉快な仲間によるジャズコンサートと陶器市が開かれ、夜ハギ見物もこの時期ならではである。

治したいところを撫でる「なで弘法」

高照寺 高照寺は養老4年(720)、行基上人によって開山された。承和年間(834~848)には神護寺と呼ばれる真言寺院で、空海・最澄両師の間で起きた事件に関わる泰範上人が住職を務めていたと伝わる。
 
 本堂には治したい所を撫でながら拝むと霊験があるという「なで弘法」が安置され、頭上には四季折々の花を描いた江戸時代の花天井がはめ込まれている。「お寺に参り、お花に囲まれて、ああ幸せだと思ってもらえたら、お花も仏様もきっと喜んでいただける」と現代造形作家でもある密住職は言う。

ギャラリー

第5番 栂尾山 高照寺(こうしょうじ)

住  所
電  話
U R L
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通

隣接霊場

兵庫県養父市八鹿町高柳1156
079-662-2865
http://koosyoji.sakura.ne.jp/
真言宗
胎蔵界大日如来
8~17時
300円
電車=JR山陰本線八鹿駅からバス15分、高柳下車徒歩10分
車=播但道和田山ICから北へ約15㎞、P30台、大型3台
車で高源寺60分、隆国寺40分


花ごよみ

モクレン
ヤマブキ
ショウブ
ハギ
紅葉イチョウ
アセビ

4月上旬~5月下旬
4月下旬~5月上旬
6月中旬~
8月下旬~9月下旬
11月上旬~
3月上旬~4月上旬


主な行事

修正会
施餓鬼会・戦没者英霊追悼会
白萩祭

1月1日
8月15日
9月(日程は毎年変更します。お問合せください)


周辺の見所

    ハチ北高原 1万5000平方mの広大な高原には3000株以上のザゼンソウが咲く。この群落は自生地の南限とされ、県の天然記念物に指定されている。花期は3月中旬~4月上旬頃。ミズバショウやムスカリの群落もある。車で50分。
    但馬高原植物園-瀞川平 ハチ北高原内の瀞川平にある植物園。日量湧水500トンと樹齢1000年の大カツラを保護する目的で作られた。レストランも併設。天然の湧水「カツラの千年水」を20リットル100円で販売(容器は別途)、9〜17時、500円、開園4〜11月、期間中は無休 電話0796-96-1187
    県立但馬長寿の郷 宿泊棟やロッジを備えた野外活動施設。レストランも併設。車で8分。 電話079-662-8456

高照寺周辺マップ

2012年9月23日 |カテゴリー: | タグ: , , , , ,
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