関西花の寺二十五ヵ所
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第15番 岩船寺 6/21開花情報

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花の種類 アジサイ
開花状況 見頃



「あじさい」最近の雨でようやく見頃となりました。
7月上旬までは見られます。


「年間開花スケジュール」はこちら

■お問い合わせ/岩船寺

2013年6月21日 |カテゴリー: 過去の開花情報 | タグ:
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第21番 當麻寺西南院

當麻寺西南院

双塔を望む小径に700本余のシャクナゲが咲く

當麻寺西南院 境内の表側からでは全く分からないが、書院の奥に山裾を利用した素晴らしい庭園がある。飛び石を巡らせた心字池を中心に、丸形や段刈り込みのサツキ、樹木を斜面にまで植えて山の自然との景観を整えている。庭越しには平安時代初期建立の三重塔、西塔(国宝)が間近に見え、そのたおやかな姿が庭全体を引き締める。そもそもこの庭園は、西塔を借景として設計されたもので、造られたのは江戸時代初期である。

 一段高い所に、庭園を取り巻く小径がある。モミジの古木が幾重にも枝を伸ばし、水琴窟(すいきんくつ)の妙なる音色が響く静謐な道だ。そのみはらし台からは西塔はもちろん、奈良時代建造の東塔(国宝)も見える。近世以前建立の双塔が残る日本唯一の遺構を、モミジの枝越しに眺める。

當麻寺西南院 「寺の外からでは、この絶景は想像できないでしょう。参拝客は自分だけの“隠れ寺”とおっしゃってくれます」と住職の山下真弘さん。

 4月中旬から5月中旬、萌えるような若葉色のモミジの下には、シャクナゲの花が無数に咲き連なる。白や薄紅、紅色……その数は700本から800本ほど。山の神に捧げられ、また祭りの時には山の神から授かるというように宗教的行事に関わるシャクナゲ。つつましげながら、昼なお暗い小径に花明かりを灯すように約1ヵ月間、咲き継いでいる。

色鮮やかなボタンと紅葉も見もの

當麻寺西南院 4月下旬から5月上旬、境内は和傘が差しかけられた約1000株のボタンの花で埋まり、壮麗を極める。同時期、シバザクラやハンカチの木も美を競う。5月下旬から6月上旬は庭園のサツキが一面花色に染まり、花暦は梅雨の花、アジサイにたすきを渡す。

 秋の楽しみは、数多いモミジの紅葉だ。特に樹齢約300年の3本のオオモミジは、緑から赤や黄色などに色を変え、輝くような錦繍で庭園を包み込む。

當麻寺の裏鬼門を千年余り守り続ける

 西南院は古刹・當麻寺の塔頭の一つである。飛鳥時代、當麻寺が創建された際、裏鬼門の守り寺院として建立された。弘仁14年(823)に弘法大師が西南院に留錫し、曼荼羅堂で「いろは歌」を想念。この時から真言宗となって法灯は守り続けられている。
本尊は端正な目鼻立ちの十一面観音菩薩で、聖観音菩薩、千手観音菩薩と共に重要文化財に指定されている。

ギャラリー

第21番 當麻寺西南院(たいまでらさいないん)

住  所
電  話
U R L
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通

隣接霊場

奈良県葛城市當麻1263
0745-48-2202
http://taimadera-sainain.or.jp/
高野山真言宗
十一面観音菩薩
9~17時(受付16時30分まで)
300円
電車=近鉄南大阪線当麻寺駅から徒歩15分またはJR和歌山線香芝駅からタクシー10分
車=西名阪道柏原・香芝ICから5㎞または南阪奈道葛城ICから約2㎞、P50台(民営・市営駐車場)
車で石光寺3分、船宿寺30分、長岳寺40分


花ごよみ

シバザクラ
シャクナゲ
ボタン
ハンカチの木
ナンジャモンジャ
サツキ
アジサイ
紅葉
センリョウ
ロウバイ

4月中旬
4月中旬~5月中旬
4月中旬~5月上旬
4月下旬〜5月上旬
5月上旬
5月下旬~6月上旬
6月上旬~中旬
11月下旬
12月上旬~下旬
12月下旬~1月上旬


主な行事

大般若経転読法会

4月第1日曜


周辺の見所

傘堂 体を柱の周囲に触れさせて祈願する、庶民信仰のシンボル。方柱の上に宝形の屋根をのせ、傘の形に見えるのでこの名がある。県指定の有形民俗文化財。徒歩10分。

竹内街道 竹内街道は堺市大小路と當麻長尾神社を 結ぶ、全長26㎞の日本最初の国道とされる。近鉄当麻寺駅より一駅隣の磐城駅から道に沿って30分ほど歩くと、伝統的な白壁が美しい大和棟の民家の続く竹 内集落が現われる。途中には芭蕉が當麻で足を止めて詠んだという『野ざらし紀行』の句「綿弓や琵琶に慰む竹のおく」が刻まれた綿弓塚も立ち、俳句愛好者に よく知られている。作家司馬遼太郎は幼少期をこの地ですごした。車で5分。

高雄寺 役行者が建立したと伝えられる閑静な寺。耳の病や乳の出ない母親にご利益があるという。拝観は前日までに要予約。無料。徒歩20分。

當麻蹴速塚 相撲の起源は、垂仁天皇の時代に行われた當麻蹴速と野見宿禰の力比べといわれている。相撲の開祖、當麻蹴速の塚と伝承する五輪塔が相撲館けはや座の脇にある。徒歩15分。

太子温泉 竹内街道が貫き、万葉ゆかりの歴史探訪の町に湧く。湯の花が岩の湯船につき、いかにも温泉らしい。車で15分。8~21時30分、900円〜、第3水曜休 電話0721-98-4126

當麻寺西南院周辺マップ



第19番 長岳寺

長岳寺

山の辺の道沿いにある「ツツジ寺」

 日本最古の官道として知られる山の辺の道沿いに、背後の山と一体化したような樹影濃い長岳寺がある。1万2000坪の広い境内は森閑とした空気に包まれ、葉擦れの音にすら驚かされる。

長岳寺 この寺が最も華やぐのは、若葉輝く4月下旬から5月上旬だ。数多くのヒラドツツジが花開き、あたり一面を花色に染めるのである。

 参道には、大人の背丈をはるかに超えたヒラドツツジが隙間なく連なり、壮観の極みだ。花の道は、寺と共に歴史を刻んだ日本最古の鐘楼門(重文)へ、さらに江戸時代再建の本堂へ導く。本尊は、西方かなた十万億土に極楽世界をひらいて、末法の世に生まれた私たちを救って下さる阿弥陀如来(重文)。高さ3m以上はある巨大なヒラドツツジが本堂を飾り立て、目の前の放生池もツツジの花で縁取られる。本堂から境内を見渡すと、そこは赤紫の花浄土。

 ツツジは約1000株といわれているが、とても数え切れる数ではない。照葉樹林、特にシイノキが多いので、花が咲くと全山黄緑色になり、花粉で境内全体が霞むという。「ぐるっと取り巻く山の気と自然も感じとって下さい」と、関西花の寺二十五ヶ所霊場会会長の北川慈照住職は言う。

山も境内も季節の彩りを映しこむ

長岳寺 ヒラドツツジが咲き始める頃、境内の八重桜は名残の花。また数多いソメイヨシノはすっかり葉桜だ。ツツジが終わりかけの頃、放生池では濃紫色の品のいいカキツバタが花を開き始め、ツツジとの競演を見せてくれる。梅雨になるとアジサイが日毎に色を重ね、初秋にはスイフヨウが咲く。白い花が昼頃から徐々に紅をさし、夕方から夜にかけて紅色になる艶めく花だ。

 秋が深まると、ヒラドツツジの華やぎを思い出させるような鮮やかな紅葉の景色となる。黄赤や緋色が燃え立ち、一年の彩りのフィナーレを飾る。

千年の長きに渡り法燈を守る「釜の口大師」

長岳寺
 長岳寺は天長元年(824)、淳和天皇の勅願で弘法大師が創建したと伝わる。釜の口山という山号から「釜の口のお大師さま」と呼ばれている。文化財が多く、鐘楼門、庫裡として使われ三輪そうめんを食せる旧地蔵院、旧地蔵院本堂、また本尊の阿弥陀三尊などは重要文化財。

 さらに桃山時代の狩野山楽筆の大地獄絵図は圧巻。
 

ギャラリー

第十九番 釜の口山 長岳寺(ちょうがくじ)

住  所
電  話
U R L
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通


隣接霊場
そ の 他

奈良県天理市柳本町508
0743-66-1051
http://www.chogakuji.or.jp/
高野山真言宗
阿弥陀三尊
9~17時
350円
電車=JRまたは近鉄天理駅または桜井駅からバス15分、上長岡下車徒歩5分。
   またはJR柳本駅から徒歩20分
車=西名阪道天理ICからR169を南へ約6㎞、P30台
車で白毫寺40分、石光寺40分、當麻寺西南院40分
重要文化財の庫裡では、名物の三輪そうめん (700円)を味わうことができる。冬は暖かいにゅうめんになる。


花ごよみ

ヒラドツツジ
カキツバタ・オオデマリ
アジサイ・サツキ
スイフヨウ
紅葉

4月下旬~5月上旬
5月上旬~
月上旬~
9月中旬~
11月中旬~


主な行事

釜の口れんぞ
大地獄絵開帳

4月21日
10月23日~11月30日


周辺の見所

    山の辺の道 『日本書紀』に記された日本最古の道。石上神宮から大神神社まで約13㎞のハイキングコースになっていて、長岳寺はコース途中に位置している。徒歩1分。
    石上神宮:万葉集にもうたわれた古社で、神武天皇東征のときに力があったという神剣・布都御魂大神を主祭神とし、物部氏が奉祀。軍事を司った物部氏の武器庫であったとの記録もある。拝殿は京都の宇治上神社と並び非常に古いもの。境内自由。車で15分。
    崇神天皇陵全長240mの巨大な前方後円墳。周囲に堀をめぐらし、松と白砂のコントラストが美しい。周辺にはこの他にも古墳が点在し、古代ロマンに誘われる。徒歩10分。

長岳寺周辺マップ

2012年9月23日 |カテゴリー: | タグ: , , , , , ,
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第18番 白毫寺

白毫寺

春の五色椿と秋のハギで名高い「花の寺」

白毫寺 白毫寺は若草山、春日山に続いて南に連なる高円山(たかまどやま)のふもとにある。100段余りの古びた石段を上り詰めると、眼下には奈良の町が、正面手前には矢田丘陵、その奥に二上山、信貴山、生駒山などの山並みが見渡せる。

 この眺望と共に寺の名を高めているのが、春の五色椿と秋のハギだ。

 五色椿は3月下旬から赤や白、ピンク、紅白の絞りなど、大輪の花を一本の木に咲かせる。樹齢400年を超し、東大寺の「糊こぼし」、伝香寺の「散り椿」と並んで大和の三名椿と呼ばれている。この名椿が一層冴えるのは、ぽとり、ぽとりと苔の上に落ちる頃。色とりどりの落椿が緑色に映え、しかも美しい花姿を間近にできるからである。

白毫寺 境内には「あけぼの」「八重白椿」といったツバキを始め、無数のヤブツバキも静かに春を彩っている。

 「高円の野辺の秋萩いたづらに 咲きか散るらむ見る人なしに」

 万葉の時代から高円山一帯はハギの花で知られ、万葉集に数多く収められている。9月の彼岸ごろ、土塀と石段に沿ってハギの花枝が延々としだれ咲く様は、万葉人ならずとも心動かされる。また、秋の長雨に打たれ、ほろほろと小花が散る、その風情もまたいい。白毫寺では冬季になるとハギの茎を刈り、それを軸にした毛筆を作る。その銘は「萩のしずく」。なんとも風雅な趣向だ。

山の自然と花木、山野草の競演が楽しみ

 自然豊かな白毫寺は、新緑に萌える季節も、燃え立つ錦秋も、それぞれに素晴らしい。また、春の五色椿が終わり、秋のハギを待つ間も花の姿が絶えることはない。

 大木のハクモクレンがふくよかに咲き、初夏になればサラサウツギやアジサイ、ササユリ、ホタルブクロなどの出番だ。夏はキキョウが楚々と咲き、サルスベリが空を覆う。植物名を記した札がそれぞれに付けられているのが好ましい。

閻魔王をまつる寺

白毫寺 天智天皇の第七皇子・志貴皇子の山荘跡に空海の師・勤操大徳(ごんぞうたいとく)が開いたとも、天智天皇勅願寺とも伝えられる。鎌倉時代、大宗一切経の摺本が伝わって以後は、一切経寺とも呼ばれた。現在、宝蔵に安置する本尊の阿弥陀如来坐像や閻魔王坐像などは国の重要文化財に指定されている。

ギャラリー

第18番高円山 白毫寺(びゃくごうじ)

住  所
電  話
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通


隣接霊場

奈良市白毫寺町392
0742-26-3392
真言律宗
阿弥陀如来
9~17時
400円
電車=JR関西本線(大和路線)奈良駅からバス10分高畑町下車徒歩20分。
   あるいは白毫寺下車徒歩10分(便数が少ないので要注意)
車=西名阪道天理ICから北へ約6km、Pなし。(民間駐車場あり、有料)
車で般若寺20分、浄瑠璃寺30分、長岳寺40分


花ごよみ

五色椿
モクレン
ササユリ
アジサイ
キキョウ
ハギ
カンザクラ(子福桜)
紅葉

3月下旬~4月中旬
3月下旬~
5月下旬~6月中旬
6月中旬~下旬
7月上旬~9月下旬
9月中旬~下旬
10月下旬~12月上旬、3月中旬~下旬
11月下旬~12月上旬


主な行事

えんまもうで
一切経会式
志貴親王御忌

1月16日
4月8日
敬老の日


周辺の見所

    志賀直哉旧居 若草山を望む書斎で『暗夜行路』の後半が執筆された。徒歩20分。9時30分〜17時30分(12〜2月は〜16時30分)、350円 電話0742-26-6490
    春日大社神苑 万葉集に詠まれた植物約270種が植えられ、各々にその名と万葉の歌が記されている。徒歩20分、9~16時30分(12〜2月は〜16時)、無休(12〜2月は月曜休)、500円
    奈良公園 広大な園内に鹿が戯れ、松や桜、アセビやサルスベリなどが、四季折々の彩りを見せる。東大寺や興福寺、春日大社、若草山をも含んでいる。徒歩25分
    天平の湯 奈良ロイヤルホテル ホテルの地下より湧き出す天然温泉。サウナやジェットバスでリフレッシュできる。ボディーケアサービスも充実。車で15分。12~24時、1,725円、無休 電話0742-34-4310

白毫寺周辺マップ

2012年9月23日 |カテゴリー: | タグ: , , , , , , ,
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第17番 般若寺

般若寺

境内一面にコスモスがそよぐ「コスモス寺」

 奈良坂の古道に沿って立つ般若寺は、いつ訪れても寂寞とした荒涼感が漂い、数多い奈良の古寺の中でも独特の風情を醸し出している寺である。境内は樹木が少ないためか伸びやかで、庶民的で親しみやすい温もりがある。

般若寺 特に9月から10月にかけてコスモスが咲くと、山里の古寺のような和やかさに包まれる。30年ほど前から一隅に植えられていたコスモスが、現在では境内を埋め尽くすほどになり、本堂や石塔を始め、元禄時代作の西国三十三観音の石仏などを取り囲むように咲き乱れる。赤紫やピンク、白などの花々が初秋のそよとの風に頼りなげに揺れる様は、まさに古都の風流韻事。開花期の約1週間だけライトアップされ、闇に浮かぶ幻の花姿に酔いしれる。

平城京の鬼門を守り、学問寺として栄えた

般若寺 般若寺は飛鳥時代に高句麗の僧慧灌(えかん)によって開かれた。天平7年(735)、聖武天皇が平城京の鬼門を守るために『大般若経』を石塔に納めたのが寺名の起こりである。平安の頃には学僧1,000人が集まる学問寺として知られていた。しかし、治承4年(1180)、平家の南都攻めで伽藍はことごとく灰燼に帰した。鎌倉時代、病者や貧者の救済に力を尽くし、福祉の先駆者として名高い叡尊と弟子の忍性によって再興。以後戦国の兵火、江戸の復興、明治の廃仏毀釈と栄枯盛衰を経てきた。

 楼門遺構の日本最古の作例といわれる楼門(国宝)と、総高14.2mもある日本最大の十三重石宝塔(重文)が長い歴史と格の高さを今に伝える。

ヤマブキとアジサイも見応えがある

般若寺 いつ訪れても何らかの花が咲いている般若寺。梅、アセビ、ツバキ、レンギョウと春の花々が咲き継ぐうちに、般若寺の春の代表花、ヤマブキが見頃を迎える。古くから4月25日の文殊会式を彩るヤマブキの名所で、今なお古い築地塀の足元や三十三観音のたおやかな石仏の周りなど、数多くのヤマブキが境内を黄金色に輝かす。

 梅雨空の下のアジサイも楽しみである。そこかしこでアジサイが色付き始める頃、50種・500鉢ほどの鉢植えのアジサイを随所に並べ「富士の瀧」「剣の舞」「七変化」「伊予の盃」など優美な花姿を披露する。

 コスモスが終わり、彩りが寂しくなった冬の境内の片隅でサザンカやスイセンが静かに咲いている。

ギャラリー

第十七番 法性山 般若寺(はんにゃじ)

住  所
電  話
U R L
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通

隣接霊場

奈良県奈良市般若寺町211
0742-22-6287
http://www.hannyaji.com/
真言律宗
八字文殊菩薩騎獅像(文殊菩薩)
9~17時
500円
電車=JR・近鉄奈良駅からバス15分、般若寺下車徒歩2分
車=西名阪道天理ICから北へ約10㎞、P60台
車で浄瑠璃寺20分、白毫寺20分、岩船寺20分


花ごよみ

ヤマブキ
アジサイ
コスモス
スイセン

4月中旬~
6月上旬~
10月上旬~
1月上旬~2月上旬


主な行事

中興開山良慧上人忌
文殊会式
非核平和の鐘

3月下旬日曜
4月25日
月6・9日


周辺の見所

    多聞城跡 小高い丘に建つ若草中学校の敷地が、永禄3年(1560)頃に松永久秀が築城した多聞城跡。地形を巧みに利用し近世城郭の先駆だったが、築後14年で織田信長により破壊された。徒歩15分。
    奈良国立博物館 奈良公園内にあり、重厚な欧風建築の本館は重文。仏像美術の収蔵は国内一を誇り、社寺から委託されている文化財も3800点にのぼる。そのうち国宝は173点。秋の正倉院展が有名だが、常設展も見ごたえ充分。車で3分。9時30分~17時、月曜休(祝日の場合は翌日)、500円(平常展) 電話050-5542-8600
    蕎麦の「玄」 奈良町の今西家書院のちょうど裏手にある。石臼でそばの実をひき、つなぎを入れないそば粉100%の味が評判。要予約。日、月曜休 電話0742-27-6868

般若寺周辺マップ

2012年9月23日 |カテゴリー: | タグ: , , ,
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第15番 岩船寺

岩船寺

当尾の里にたたずむ「あじさい寺」

岩船寺 「関西のあじさい寺」と呼ばれる岩船寺は、摩崖仏や石地蔵が数多く見られる当尾(とうの)の里にある。天平の昔より隆盛を極めた名刹だが、三方を深い樹林に囲まれ、緑の中にすっぽりと入ってしまったようなたたずまいだ。

 いっこうに青空を見せようとしない梅雨時、境内のそこかしこにアジサイが咲く。その数は35品種・5000株ほど。淡い紫、赤紫、青紫と一雨ごとに微妙に色を変え、その幽玄な景色はまさに花曼荼羅。

 昭和12年頃に先代住職が植え始め、現在の植村幸雄住職が引き継いで育て上げた。ここのアジサイは境内を埋め尽くす壮観の美ではなく、背後の緑や建造物、庭の木々などを考慮に入れた配し方の妙趣。それが素晴らしい。

本尊は10世紀彫刻の基準物といわれる阿弥陀如来

岩船寺 岩船寺は、天平元年(729)に聖武天皇の勅願によって行基が阿弥陀堂を建てたのが始まりと伝わる。その後、弘法大師と智泉大徳(弘法大師の姉の子)によって堂塔伽藍を建立。最盛期は広大な境内に39坊が立ち並ぶ大寺だったが、承久の変(1221)によって大半が焼失した。

 しかし、貴重な寺宝は数多く残されている。まずは本尊の阿弥陀如来坐像(重文)である。平安時代の行基作と伝わり、そのおおらかで包容力のある表情に自ずと心が鎮まる。これは10世紀彫刻の基準作例となる。平安時代の普賢菩薩騎象像、鎌倉時代の石室不動明王立像も重要文化財だ。また、平成の大修理が完了し、朱色と白色の対照美が樹影に美しく映える三重塔と十三重石塔も重要文化財である。

自然も花も、一年中全てが見頃

岩船寺 岩船寺の春はサンシュユやミツマタ、アセビの花々で始まる。桜や紅紫色が際立つミツバツツジが仲春を喜ぶように咲き誇ったかと思うと、4月下旬から5月上旬には愛らしいミヤコワスレの花群れが山門から本堂へと参拝客を導く。アジサイや阿字池のスイレンが夏の訪れを告げ、サルスベリが晩夏を彩る。秋になれば境内が黄色や緋色の錦を織りなし、雪が降ると白銀の世界の中で一段と三重塔の極彩色が冴えわたる。

 「おすすめの季節はいつですかとよく聞かれますが、自然というのは一年中が見頃です。芽吹きの時も、花盛りも、枯れ果てた時も。自分がいいなと思った時が一番なのです」と植村住職は言う。

ギャラリー

第15番 高雄山 岩船寺(がんせんじ)

住  所
電  話
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通







隣接霊場

京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
0774-76-3390
真言律宗
阿弥陀如来
8時30分~17時(12~2月は9~16時)
400円
電車=JR関西本線(大和路線)加茂駅から木津川市コミュニティバス(加茂山の家行き)で
   約16分、「岩船寺」下車すぐ
   JR関西本線(大和路線)奈良駅・近鉄奈良駅から
   ・奈良交通バス(浄瑠璃寺行き)で約26分、「浄瑠璃寺前」下車。
    木津川市コミュ二ティバス(JR加茂駅行き)に乗り換え約7分、「岩船寺」下車すぐ
   ・奈良交通バス(下狭川・広岡行き)で約25分、「岩船寺口」下車。徒歩約30分。
車=京奈和道木津ICから加茂方面へ約5㎞。
  または西名阪道天理ICから北へ約20㎞、P50台(民間駐車場)
車で浄瑠璃寺6分、般若寺20分


花ごよみ

ウメ・サンシュユ・ミツマタ
サクラ・ミツバツツジ
シャクナゲ
ミヤコワスレ
アジサイ
スイレン
サルスベリ
シュウメイギク・ホトトギス・紅葉
サザンカ
ロウバイ

3月下旬~
4月上旬~
4月下旬~
4〜7月
6月上旬~7月上旬
6月下旬~8月上旬
8月中旬~
11月中旬~
12月~
1月〜


主な行事

修正会
厄除け柴燈大護摩供
本尊会式
施餓鬼会
除夜の鐘

1月1日
3月初午(三の午)
4月21日
8月21日
12月31日


周辺の見所

    笑い仏 石仏の里、当尾の中でも人気が高い三尊仏。上部の岩がちょうど庇のように張り出しているため、風雨による痛みが少なく、繊細な表情をとどめている。ふっくらとした頬に、穏やかなほほえみをうかべているようだ。徒歩10分。
    白山神社 岩船寺本堂裏の丘の上に建つ。一間社春日造、檜皮葺きの本殿は国の重文で向拝蟇股の形式など一見の価値あり。元岩船寺の鎮守として、祀られていたもの。徒歩3分。
    海住山寺 境内には国宝の五重塔や重要文化財の文殊堂のほか、本堂、開山堂、不動堂などが建つ。車で15分。9~16時30分、400円(特別展別料金) 電話0774-76-2256
    柳生花しょうぶ園 休耕田を利用して作られた約1 万㎡の敷地に約400種、80万株の黄や白、青や紫など、色とりどりのハナショウブが咲きそろう。見頃は6月上旬~下旬。品種の名のついた弁当を販売(要予約)。アジサイ、スイレンなども美しい。車で15分。9~17時、650円 電話0742-94-0858(期間中のみ)

岩船寺周辺マップ



第14番 興聖寺

興聖寺

480年の時を超えた老椿の庭「旧秀隣寺庭園」

興聖寺 興聖寺は近江の北西部、朽木(くつき)の里にある。京都と若狭を結ぶ街道筋から、杉とヤブツバキが生い茂る坂道を少し上った所だ。本堂と庫裡、鐘楼が閑寂なたたずまいを見せ、手前の広がりに石組と曲水(きょくすい)風の流れからなる庭がある。

 この庭は「旧秀隣寺庭園」、通称足利庭園と呼ばれ、国の名勝指定を受けている。南北にのびた池泉には石を組んだ鶴島、亀島、そして中央に石橋を配した、一見茫漠とした庭である。しかし石組はどれも無駄がなく、石一枚の橋が全体を引き締めた名庭と評される。

 さらに、作庭当初からの樹齢480年を超す8本のヤブツバキがこの庭を一層味わい深くしている。4月中旬、8本の老椿と数十本の若椿が濃緑の葉陰に無数の花を咲かせると、庭は春の華やぎを装う。また、ぽろっ、ぽろっと花姿そのままに落ち始めると曲水の流れや苔の上にも落椿の花の景。この庭を訪れた千利休は「ヤブツバキは一期一会の花」と言ったと伝わる。

若き将軍、足利義春が逃げ延びた地

興聖寺 室町時代の様式を見事に残した名庭が、どうして雛の山里にあるのだろう。また、興聖寺の境内にどうして「旧秀隣寺庭園」があるのだろう。

 室町末期、12代将軍足利義春は三好氏の乱を避け、管領細川高国と共にこの地に逃げ延びた。領主の朽木稙綱(たねつな)の居館があった所に将軍の仮御所が建てられ、18歳だった義春は約3年間滞在した。その間、田舎での無りょうを慰めるために高国が庭園を完成させたといわれる。往時の庭園名は伝わらず、この場所に江戸時代建立された秀隣寺の名前を冠している。秀隣寺は後に他所へ移転し、眼下に流れる安曇(あど)川対岸の、柏(かせ)集落にあった興聖寺がここに移されたのである。

山気に包まれた興聖寺の四季

興聖寺 興聖寺は鎌倉時代、近江の守護佐々木信綱が、承久の乱で戦死した一族の供養のために道元禅師を招いたのが始まりで、永平寺の直末として発展した。現在の境内は背後に山が迫り、鳥のさえずりしか聞こえない静寂境。

 遅い春を迎えると、シダレ桜やジンチョウゲなどが咲き、参道から境内までヤブツバキがひっそりと花開く。初夏のツツジの後にはアジサイが山際に咲くが、これらの花々は山気漂う周辺の自然にすっかり溶け込んでいる。晩秋、散りモミジで庭園が覆われると、雪深い冬はもうそこまで迫っている。

ギャラリー

第14番 高巌山 興聖寺(こうしょうじ)

住  所
電  話
U R L
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通

隣接霊場

滋賀県高島市朽木岩瀬374
0740-38-2103
http://www.koushoji.jp/
曹洞宗
釈迦牟尼如来
8~17時
300円
電車=JR湖西線安曇川駅からバス35分、朽木学校前下車徒歩10分
車=国道161号(湖西道)真野出口から北へ約35㎞、P20台、大型7台
車で金剛院100分、法金剛院110分


花ごよみ

ツバキ
シャクナゲ・ジンチョウゲ
ギボウシ・サルスベリ・アジサイ
紅葉
ショウジョウバカマ

4月上旬~5月下旬
5月上旬~
7月下旬~8月上旬
11月上旬~
3月上旬~


主な行事

開山忌
盂蘭盆会
水子地蔵供養

4月24日
8月15・16日
秋彼岸中日


周辺の見所

    道の駅 くつき新本陣 鯖なれ寿司など山里ならではの特産品を販売している。毎週日曜と祝日に開かれる朝市が人気。隣接する鯖街道交流館にはレストランや無料休憩所があり、周辺観光の拠点となっている。レンタサイクルを借りることもできる。車で5分。9時~17時、火曜休(祝日の場合は翌日) 電話0740-38-2398(朽木観光協会)
    朽木渓谷 別名「近江耶馬渓」と呼ばれる景勝地。安曇川が流れ、春、夏には釣り人で賑う。秋には一帯が紅葉で彩られる。車で10分。
    邇々杵神社 宮前坊の氏神を祀る。木造の二重多宝塔が美しい。塔内に安置される木造釈迦如来像と23躯の薬師如来像は、鎌倉時代の作。車で5分。
    くつき温泉 てんくう グリーンパーク想い出の森内に湧く、自然いっぱいの森の温泉。温水プールも備えた複合施設。車で5分。10~21時、600円(おふろゾーン)、月曜休 電話0740-38-2770

興聖寺周辺マップ



第13番 法金剛院

法金剛院

極楽浄土を具現した「ハスの寺」

 仏像の台座の蓮華模様といい、ハスの花を持つ観音様といい、ハスは仏教との関わりが深い。泥の中から咲くものの、泥に染まらない美しさとりりしさが、仏様の御心にたとえられ、極楽浄土に咲く花といわれる。

法金剛院 JR花園駅前の法金剛院は名高きハスの名所である。特別名勝の回廊式庭園は、7月上旬から8月初旬にかけて約90品種ものハスが次々と咲き揃う。ハスの花は開花初日、夜明けから10時頃まで猪口(ちょこ)のように咲き、2日目には椀のように11時頃まで咲く。3、4日目は昼過ぎから夕方頃まで咲き、そして散ってしまう。法金剛院では花の見頃、早朝から開門して観蓮客を喜ばせている。

 この寺の起こりは平安時代の初めに右大臣清原夏野(なつの)が山荘を寺に改めたこと。その後、大治5年(1130)に鳥羽天皇の中宮待賢門院(たいけんもんいん)が都の西方に極楽浄土を求めて壮麗な伽藍を建立し、法金剛院と号した。

 ハスの花が咲き競う夏、法金剛院の庭園は、まさに極楽浄土がこの世に現出したかのように穏やかで美しい超俗の世界となる。

待賢門院ゆかりの桜が優雅に咲く

法金剛院 法金剛院の4月は、ソメイヨシノやシダレ桜が咲き乱れ、境内のいたる所が桜花で霞む。特に待賢門院ゆかりの待賢門院桜はひときわ艶やかで、平安絵巻を思わせる。この桜は紫がかった濃い紅色のベニシダレ。こぼれんばかりの花枝がしだれ、春風にそよぐ様は、待賢門院に重なる。

 待賢門院璋子(しょうし)は崇徳天皇と後白河天皇の生母でもあり、当時は全盛を誇っていた。法金剛院には美貌の待賢門院と風雅な庭園にひかれて多くの歌人が集い、文化サロンのような様相を呈していたという。
 桜が舞い、無数の落椿が趣を誘う仲春、法金剛院には平安時代と同じ優雅な時間が流れる。

回廊式庭園でゆったりと花めぐり

法金剛院 極楽浄土の庭は、いつ訪れても花色が絶えない。香り高い菩提樹、沙羅の木と呼ばれるナツツバキ、そしてハナショウブやアジサイが夏の訪れを告げる。

 秋が深まると、下から7花、5花、3花と3段に咲かせる嵯峨菊や紅葉が見頃を迎え、冬はセンリョウやマンリョウが静寂な庭に明かりを灯すように赤い実をのぞかせる。

ギャラリー

第十三番 五位山 法金剛院(ほうこんごういん)

住  所
電  話
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通


隣接霊場

京都市右京区扇野町49
075-461-9428
律宗
阿弥陀如来
9~16時(ハスの花期は7時~)
500円
電車=JR嵯峨野線花園駅から徒歩3分。
   または京都市営地下鉄烏丸線丸太町駅から市バス93系統で15分、花園扇野町下車すぐ
車=名神高速道京都南I月下旬から国道1号、西大路通を北上し、丸太町通を西進、約10㎞、P25台
車で久安寺60分、興聖寺110分


花ごよみ

シダレザクラ
アジサイ・ハナショウブ・ボダイジュ・サラ
ハス
紅葉
マンリョウ

4月上旬~
6月上旬~
7月上旬~8月中旬
11月下旬~
12月上旬~


主な行事

修正会
涅槃会
春の彼岸会
観蓮会
本尊供養

1月1~3日
3月15日
3月21日
7月上旬~8月上旬
毎月15日


周辺の見所

    二条城 元は徳川家康の居城として造営され、265年後、ここ で大政奉還がなされた。徳川幕府の栄枯盛衰を伝える。絢爛豪華な桃山の美に彩られた二の丸御殿は、典型的な書院造で国宝。世界遺産にも登録されている。車で20分。8時45分~16時、600円、1・7・8・12月の火曜休 電話075-841-0096
    嵐山 吉野の嵐山の桜を移したことからこの名がついた。古くからの景勝地として知られ、平安貴族の舟遊びの場でもあった。国の史跡・名勝。車で20分。
    北野天満宮 九州の太宰府に流された菅原道真の霊を祀る。いつしか学問の神様として崇められるようになった。梅の名所。毎月25日には縁日がたつ。車で10分。 電話075-461-0005
    西源院 龍安寺の中にあり、食事ができる。禅宗の精進料理の献立から考案された七草湯豆腐(1500円)は、7種の野菜が入った、滋味ある湯豆腐。精進料理(3300円)。車で10分。10~17時、無休 電話075-462-4742

法金剛院周辺マップ

2012年9月23日 |カテゴリー: | タグ: , , , , , ,
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第12番 久安寺

久安寺

密教の曼荼羅浄土にボタンが絢爛と咲く

 「軒反り」という稀有な技法による美しい楼門(国・重文)から、北へ350m、真っ直ぐに参道がのびる。その東側に薬師堂、西側に本堂と阿弥陀如来坐像や薬師如来立像、釈迦涅槃図などを祀る阿弥陀堂があり、四方四仏の曼荼羅に整えられている。

久安寺 さらに、それらの北側には虚空園が広がる。両果(りょうが)の道と呼ばれる参道の東にカエデが生い茂るア字山(生命)、西にバン字(心)池を配し、瞑想する仏の世界を具現化している。

 4月下旬から5月上旬にかけて、バン字池の周辺にはボタンが次から次と花びらをほどき、虚空園を鮮やかに輝かせる。それは、まさに典雅の華に彩られた西方浄土。

 そしてアジサイの植込みが続く参道を進むと、6.4mもの涅槃像を祀る舎利殿涅槃堂である。
 山々を背後にした1万坪に及ぶ久安寺は全域が密教教学の曼荼羅思想による庭になっており、ここに身を置くことで即身に仏性の花が咲くのである。

秀吉とのゆかりもある観光修行道場

久安寺 久安寺は、神亀2年(725)に行基菩薩が開創し、天長年間に弘法大師が再興したと伝わる安養寺を前身とする。久安1年(1145)に近衛天皇の勅願寺となり、久安寺と号するようになった。

 豊臣秀吉が参拝の折に、三光神を祀り、月見茶会も楽しんだといわれる。境内にある参拝記念植樹のカヤの大樹や秀吉腰掛石などが、その歴史を語り継いでいる。
現在、久安寺では一般の人々の仏教徒修行を盛んに行なっている。静けさと緑の気の中で拝み、拝まれる修行道場である。

日本有数の植木産地に位置する「花の寺」

久安寺 摂丹街道(国道423号線)を北へ行き、久安寺を目指していると道路の両側に植木や花卉栽培の畑が目立ってくる。この辺りは日本有数の植木産地である細河地域だ。16世紀初めには既にボタンが大規模に栽培され、江戸時代には各藩大名に親しまれることになってブームがおきたと伝わる。

 こんな土地柄ゆえ、久安寺には境内の環境によく合った草木が数多く植え込まれ、季節ごとに見事な花景色を披露する。ロウバイやサンシュが花暦の1ページ目を飾り、桜、モクレン、ヤマブキなどが仲春を謳う。ボタンとヒラドツツジの花群れが終わると、何種類ものアジサイが境内のそこかしこを青や紫に染める。そして、紅葉の季節、参道は燃え立つ回廊となる。

ギャラリー

第12番 大澤山 久安寺(きゅうあんじ)

住  所
電  話
U R L
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通

隣接霊場

大阪府池田市伏尾町697
072-752-1857
http://www.kyuanji.jp/
真言宗
千手観音(秘仏)拝観
9~16時
300円
電車=阪急宝塚線池田駅から5km、バス15分、久安寺下車すぐ
車=中国道池田ICから北東へ約6㎞、または阪神高速木部第1出口から3㎞、P50台
車で法金剛院60分、永澤寺100分


花ごよみ

サクラ
ボタン
シャクナゲ・ヒラドツツジ・オオヤマレンゲ
スイレン
アジサイ・ショウブ・サラ
ハス
スイフヨウ
ヤブラン・コスモス
ツワブキ
紅葉
サザンカ・センリョウ
ロウバイ
ツバキ
サンシュユ

4月上旬~
4月下旬~
5月上旬~
6月上旬~
6月中旬~
7月上旬~8月下旬
8月下旬~9月上旬
9月上旬~
11月上旬~
11月下旬~12月上旬
1月上旬~
1月下旬~2月上旬
2月上旬~3月下旬
3月下旬


主な行事

花供養会(ぼたん中心)
もみじまつり
もみじ茶会
除夜の鐘

4月29日
11月第3日曜
11月23日
12月31日


周辺の見所

    池田城跡公園 戦国の歴史を今に伝える。遺構復元コーナーもある。車で10分、9~17時(4~8月は19時)、火曜休、無料 電話072-753-2767
    水月公園 梅園、ショウブ園が見事。ショウブの見頃は5月下旬~6月上旬。車で10分。 電話072-762-7532
    五月山公園 五月山の山麓から中腹にかけて広がり、ハイキングコース、展望台などがある。動物園や植物園も整備されている。大阪みどりの百選に選定。車で12分。 電話072-751-1005
    箕面公園 紅葉と滝で有名。都市近郊でありながら貴重な自然の宝庫として知られる。車で20分。 電話072-721-3014

久安寺周辺マップ



第10番 摩耶山天上寺

六甲摩耶の頂上にある「女人高野」

摩耶山天上寺 天上寺は、六甲山系の国立公園摩耶山頂上にある。海抜は715m、山の霊気に包まれた天空の聖地だ。

 大化2年(646)、孝徳天皇の勅願によりインドの高僧法道仙人が開いたと伝わるが、古くから山自体が御神体として信仰の対象になっていた。その後、弘法大師が中国からの帰朝の際にお釈迦様の生母・摩耶夫人像を安置。以来、山名は摩耶山、寺名は摩耶夫人の昇天されたノ_利天(とうりてん)にちなんでノ_利天上寺、略して天上寺と号するようになった。厄除の本尊、十一面観音と摩耶夫人尊を祀るところから「女人守護の本山」「女人のみ寺」「女人高野」として信仰を集め、安産腹帯発祥の寺として知られる。

山の花々を愛でながら天上寺へ

摩耶山天上寺 ケーブルとロープウェイを乗り継いで山上の星の駅に降り立つと、そこは1000万ドルの夜景で名高い掬星(きくせい)台。ここから天上寺へは約10分のウォーキングだ。

 春先ならば密生したアセビやコブシ、5月から6月ならばヤマボウシやベニドウダンの花々が楽しめ、梅雨時は途中の摩耶自然観察園や周辺が様々なアジサイで彩られて見応え充分である。秋風がそよぐ頃になると、ツタウルシやカエデが色づき始める。天上寺への表参道ともいえるこの道は、四季折々の山の花を愛でる、とっておきのコースである。

平地より2週間遅れで沙羅の花が咲く

摩耶山天上寺 天上寺へは、野鳥のさえずりしか聞こえない森閑とした石段を上る。秋には燃え立つようなカエデが頭上を覆い、春にはシャクナゲの花明かりが美しい。

 息を切らして上り詰めると、目の前には大空が広がり、その下に金堂、摩耶夫人堂、金輪堂などが立ち並ぶ。昭和51年に不慮の大火で大小20余りの堂塔が全焼し、再建されたものばかり。場所も以前は南側の山腹で、今は創建当初の聖地“元摩耶”に位置している。
 花便りが平地より2週間ほど遅い境内に春が訪れると、シダレ桜やレンギョウ、ユキヤナギ、ゴヨウツツジなどが待ちわびたように開花する。
 ゴールデンウィークの頃には 白いハンカチが風に舞っているような珍しいハンカチツリーの花が見られる。天上寺の花を代表する沙羅の木は、6月下旬から7月上旬にかけて。そこかしこで純白の花が数限りなく咲き、夕方から夜にかけて一日花の命を終える。
 短い夏を追うようにキキョウ、オミナエシが、8月中旬はサルスベリ、9月はハギやシュウカイドウ、名月にイトススキ、11月はツワブキと、花色を絶やすことなく錦繍の秋を迎える。境内の見晴台、「天空の大舞台」に立てば、淡路島や明石大橋が秋の夕日に照り輝いている。

ギャラリー

第10番 摩耶山 天上寺(まやさんてんじょうじ)

住  所
電  話
U R L
宗  派
ご 本 尊
拝  観
料  金
交  通




隣接霊場

兵庫県神戸市灘区摩耶山町2−12
078-861-2684
http://www.mayasan-tenjoji.jp/
高野山真言宗
十一面観世音菩薩(秘仏 33年に一度ご開帳。次回は平成31年)仏母摩耶夫人尊
9~17時
入山料志納
電車=JR・阪急・阪神三宮駅から市バス18番15分摩耶ケーブル駅下車、
   まやケーブル・まやロープウェー星の駅から徒歩10分
車=表六甲ドライブウェイ終点から南西へ約8㎞。
  または神戸北有料道路唐櫃南から裏六甲ドライブウェイを経て南西へ約9㎞、P50台
車で鶴林寺70分、永澤寺60分


花ごよみ

サクラ
シャクナゲ・キリシマツツジ
アジサイ・ヤマボウシ
サラ
サルスベリ
紅葉
アセビ・タムシバ

4月上旬〜
5月上旬〜
6月中旬〜
6月下旬〜7月中旬
8月下旬〜9月上旬
11月中旬〜
3月中旬〜


主な行事

摩耶詣
仏母会・花会式
仏母忌・花供養
四万六千日大祭

3月春分の日
5月8日
5月15日
8月8日


周辺の見所

    神戸市立森林植物園 総面積142.6haの園内に日本や世界の樹木約1,200種を植栽。アジサイの名所でもある。見頃は6月中旬〜7月中旬。車で10分。9〜17時、300円、水曜休(祝日の場合は翌日) 電話078-591-0253
    六甲山牧場 六甲山上にある観光牧場。多数の羊のほか、乳牛・山羊・馬・ウサギなどが放牧されている。神戸チーズ館では神戸チーズの製作過程が見学でき、まきば夢工房では乳製品やソーセージの製造体験ができる。車で7分。9〜17時、500円、火曜休(3月20日〜11月5日は無休) 電話078-891-0280

摩耶山天上寺周辺マップ



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